傘
雨が激しい日には
庭の花にも
傘をさしてやるような
そんな心の人でした
亡き夫の思い出を
静かな笑顔で
そう語る人がいた
その傘が私は好きで
気持ちが
荒みそうなとき
いつも心の中に
そっと広げている
(深瀬和雄さん 65)
『万葉の心が今に生きる』 のお教室で
紹介された 詩です<毎朝、新聞に掲載>
その日のテーマは
見る と 観る
古代の人にあっては
「ミル」とは 「ミ+トメル」行為であった
すなわち 認めたものだけが 存在に入り
認めないものは存在しないといふこと
ただ見るのではなくて
その「こと」の (内を)真実を「ミル」ことが 観ること
(最近では量子力学なんて分野でのことですよねコレ)
仮名ひとつひとつに、日本人の民族性の一番のところのエッセンスがつまっている
それをひとつひとつ紐解いていくと
い・ま この 一瞬の 真実があらわれてくる
過去の経験から いまでない 「今」をつくり
未来の恐れから いまでない 「今」を憂う
そんなことはやめて
この一瞬を大切に 生きたいです
ざ・まつりや関連日記
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