・寿恵廣     すえひろ  

・小袖料     こそでりょう 

・壽留女     するめ

・子生婦     こんぶ

・勝男節     かつおぶし

・家内喜多留  やなぎだる

・友白髪     ともしらが

いくつ読めました~?

結納のお品書きです。

 

実家の納戸の中からこんなものが出てきました。

ん十年も前に、長岡の両親が我が家へ

挨拶にやってきて、

これを広げたことうっすら覚えています。

猫ちゃんが、するめをかじっちゃったことも 

片付けて捨てるために出したのですけど

少々捨てがたいので、写真をとって、

それから、はじめて、まじまじ見ました。
結納品

すべて縁起を担いた、文字があてられて

当時の両親の、心がいまさらながら

伝わってきます、、、

自分たちが親になり、同じおもいで

息子を送り出すときにはじめて

わかる・・・・  おそい。

こんぶ・かつおぶし

に、至っては

どこぞから、文句を言われそうですが。

昔々はやはり、婚姻は、

子孫繁栄が前提だったのですよね

するめは

白くした麻の束で、

共に白髪になるまでという長寿の願いと、

麻のように強い絆で結ばれるという意味で、

夫婦円満の願いが込めらていたとか。

ここにも麻がでてくるのですね☆

いまどきは

それもこれも、あまり関係ない感じで、本人たちまかせ

ご縁のあった人と、その出会いの

意味を考えながら、仲良くしてってくれたらいいよね

プロポーズ あの日にかえって ことわりたい

な~んて川柳書かれませぬように。